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墓じまいのしるべ

COST

費用の見方と、見積もりの確認ポイント

広告このページには広告(提携事業者へのアフィリエイトリンク)を含みます。広告の扱い

墓じまいの費用は、区画の広さ、墓石の量、作業車が入れるか、移転先の形式で大きく変わります。総額の目安をひとつ覚えるよりも、受け取った見積もりを読み分けられるほうが確実です。

費用は4つの合計で決まります

「墓じまいはいくらか」は、ひとつの金額では決まりません。 次の4つを足したものが総額になり、どれが必要かはお墓の条件で変わります。4つのうち1つでも抜けた見積もりは、総額を比べられません。

  1. 墓石の撤去と整地:区画の広さ、墓石の量、作業車が入れるかで大きく変わります。 見積もりの中でいちばん金額が動く部分です。
  2. 行政の手続き:改葬許可の申請です。手数料は自治体によって異なり、無料から1通300円程度です(姫路市・横浜市・大津市は無料、印西市は1通300円。 いずれも2026年10月4日までに公式ページで確認)。 申請書は遺骨1体につき1枚なので、有料の自治体では体数分かかります。 自分で申請すれば、4つのうちこの費用はほぼ無視できる大きさです。
  3. いまの墓地との関係の整理:寺院墓地なら閉眼供養のお布施や離檀料が関わります。 金額に決まった基準はありません。
  4. 新しい供養先:永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨、送骨、手元供養のどれを選ぶかで幅が出ます。 ここを決めないと総額は出ません。

公表されている金額の例

下は相場ではありません。 本サイトが公式サイトを開いて内容を確認できた事業者が、 自分で公表している金額です。提携している事業者を含みます (このページの題名の下とページ下部に、広告を含む旨を表示しています)。 条件が違えば金額も変わるため、適用される条件とあわせて読んでください。

  • 墓石の撤去・整地(墓じまいの工事)

    株式会社サンテレーヴ(お墓のミキワ(墓じまい))

    1㎡あたり181,500円(税込)〜

    遺骨の取り出し、解体・処分、整地、行政手続きを含むと記載。面積・立地・作業条件で変動するため、実際の金額は見積もりで確認が必要。

    確認日 2026-09-23 / 事業者の公式サイト

  • 粉骨(遺骨をパウダー状にする)

    株式会社サンテレーヴ(お墓のミキワ(粉骨・散骨))

    14,300円〜38,500円(税込)

    屋内保管の遺骨は14,300〜27,500円、屋外保管の遺骨は23,100〜38,500円。出張する場合の出張費は無料〜33,000円(区間による)。

    確認日 2026-09-23 / 事業者の公式サイト

  • 送骨(郵送で納骨し、永代供養する)

    株式会社石の山本(遺骨相談.com(送骨・永代供養))

    39,800円〜498,000円(税込)

    永代供養塔への合葬のみ39,800円、合葬+名札・収蔵証明書79,800円、BOX型納骨室(20年の個別安置後に合葬)498,000円。管理費・永代供養料を含み、納骨後の別途費用はないと記載。納骨先は福岡県柳川市。

    確認日 2026-09-23 / 事業者の公式サイト

いずれも事業者が公式サイトに税込で明記している金額です。 「〜から」のように下限だけが示されているものは、金額を載せていません。

ここに出していない費用(閉眼供養のお布施、離檀料、行政手続きの手数料)は、 金額の基準が公表されていないか、自治体ごとに異なります。 確認のしかたは離檀料の記事と手続きと進め方にまとめています。

自治体の補助が使えることがあります

墓じまいの補助金は全国共通の制度ではありません。 制度を設けていない自治体もあれば(横浜市は「墓じまいに関する補助金制度はありません」と公表しています)、 市営霊園の返還者に限って使用料の返還と原状回復費の助成を行う自治体もあります。 対象が「その自治体が運営する霊園の使用者」に限られていることが多く、 寺院墓地や民営霊園は対象外になりがちです。

予算枠があるため、年度の途中で受付が終わったり再開したりします。 調べ方と確認する項目は墓じまいに補助金はある?にまとめています。

払ったお金は戻ってくるのか

墓じまいを調べ始めた方から多いのが「お墓を買ったときに払った永代使用料は戻ってくるのか」という問いです。 答えは原則として戻りません。自治体の墓地では、条例で還付しないことが明記されています。

広島市墓地及び納骨堂条例は、第14条第1項で 「既納の使用料は、第8条第2項及び第9条第2項に定めるものを除くほか、これを還付しない。」、 第14条第2項で「既納の管理料は、還付しない。」と定めています (2026年10月4日に条文で確認)。 例外は第8条第2項の 「その返還が使用許可後2年以内のときは、既納の使用料の半額を還付する。」だけです。つまり戻るのは、買ってすぐ返した場合に限られます。

管理料も同じです。水戸市は市営墓地の返還について 「管理料等の還付はありません」と案内し、あわせて 「その年度の管理料は、1年分で納付いただきます」としています(2024年5月28日更新)。年度の途中で返しても日割りにはならず、その年度分は満額です。

5つの自治体の条文と案内を並べた結論は墓じまいで永代使用料は戻りますかに、管理料を払わずに放置したときに使用許可が取り消される仕組みと、自分で返す場合との違いはお墓の管理料を払わないとどうなる?にまとめています。

寺院墓地・民営霊園の場合は、条例ではなく墓地の使用規則や契約書で決まります。 返還時の取り決めがあるかどうかは管理者に直接確認してください。 本サイトでは、寺院墓地・民営霊園の還付の実態を確認できていません。

墓地をほかの人に売れないかはお墓(墓地)は売れますかで、公営墓地の条例の譲渡の定めを確かめています。

「総額◯◯万円」と書いていない理由

本サイトでは、独自の調査で確認できていない相場の金額を掲載していません。 上の4つはどれも条件で幅が出るため、合計を「目安◯◯万円」とひとつの数字で示すと、 手元の見積もりが高いのか妥当なのかの判断を、かえって誤らせるおそれがあるためです。 そのかわり、確認できた公表価格はそのまま条件つきで載せています。

そのかわり、このページでは何の費用がどこまで含まれているのかを読み分ける方法を扱います。同じ作業範囲の条件で複数の相談先から見積もりを取れば、 金額の差がどこから来ているのかが自分で分かるようになります。

4つの内訳を見積もりで確認する

冒頭の4つについて、見積書のどこを見れば分かるのかを順に整理します。 この単位で読み分けると、どの相談先が何を含めているかが見えてきます。

墓石の撤去などに関する費用

墓石を解体・撤去し、区画を墓地の規約どおりの状態に戻すための費用です。区画の広さ、石の量、重機が入れるかどうかで作業量が変わります。

見積もりの確認ポイント

  • 見積もりの単位(1平方メートルあたり/一式)が示されているか
  • 「原状回復」の範囲が、墓地の使用規則と一致しているか
  • 運搬・処分の費用が含まれているか、別扱いか
  • 指定石材店の制度がある墓地かどうか(選べる事業者が限られる場合がある)

金額が変わりやすい要因:区画の面積と墓石の大きさ・数 / 作業車や重機が近くまで入れるか(手作業が増えると変わる) / 傾斜地・山間部・離島など、立地の条件 / 外柵、納骨室、植栽など付帯物の有無

移転先や供養先に関する費用

遺骨を受け入れてもらう先に払う費用です。永代供養墓、納骨堂、樹木葬、新しい墓地など、形式によって費用の構成そのものが変わります。

見積もりの確認ポイント

  • 最初に払う費用に、何年分の管理料が含まれているか
  • 個別に安置される期間と、その後の扱い(合祀など)
  • 遺骨の数によって金額が変わるか
  • 年間管理料が別途かかるか、かかる場合はいつまで続くか

金額が変わりやすい要因:供養の形式(個別か合同か、屋内か屋外か) / 立地(都市部・郊外)と区画の位置 / 宗旨・宗派の条件や、檀家になる必要があるか / 納める遺骨の数、粉骨するかどうか

手続きや依頼内容に応じた費用

書類の準備や、代理で手続きを進めてもらう場合の費用です。自分で行うか、依頼するかで変わります。

見積もりの確認ポイント

  • 行政への申請を自分で行うのか、依頼するのか
  • 戸籍や除籍の証明書など、実費の負担者
  • 遠方の墓地へ出向く場合の交通費・出張費の扱い
  • 遺骨の輸送を依頼する場合の方法と費用

金額が変わりやすい要因:改葬する遺骨の数(申請書は原則1体につき1枚) / お墓の所在地と、自分の住まいの距離 / 自治体によって必要書類が異なること

個別に確認が必要な費用

一律には決まっておらず、墓地や寺院との関係、宗旨・宗派の慣習によって扱いが変わる部分です。金額の目安をうのみにせず、直接確認するのが確実です。

見積もりの確認ポイント

  • 閉眼供養などの法要を依頼する場合の考え方
  • 寺院墓地を離れる場合に、寺院との間で確認しておくこと
  • 墓地の使用規則に、返還時の取り扱いの定めがあるか
  • 見積もりに入っていない作業が発生したときの取り決め

金額が変わりやすい要因:墓地の種類(寺院墓地・公営墓地・民営墓地) / 宗旨・宗派、地域の慣習 / これまでの管理料の支払い状況

見積もりを比べるときの質問リスト

金額の高低を判断する前に、そもそも比べられる状態になっているかを確認します。 次の項目がそろっていれば、複数の見積もりを並べて検討できます。

相談先に確認すること

  • 見積書に、作業項目ごとの金額と数量が書かれているか
  • 「一式」とだけ書かれた項目があれば、その中身を書面で説明してもらえるか
  • 追加費用が発生する条件と、そのときの連絡・承諾の手順が書かれているか
  • 工期と、天候などで延びる場合の扱いが書かれているか
  • キャンセルする場合の条件と、その時点までの費用負担
  • 作業後の報告(写真や報告書)があるか
  • 見積もりの有効期限
  • 同じ区画条件・同じ作業範囲で複数の相談先から出してもらえているか

同じ質問を各社に投げると、回答の丁寧さの差もそのまま判断材料になります。

受け取った見積書を1項目ずつ確かめる手順は墓じまいの見積もりで確認する8項目にまとめています。見積もりをどこに頼むか、墓地の管理者・石材店・代行の事業者のどれに先に聞くかは状況から最初に聞く先を選ぶで整理しています。 契約した後で取りやめたくなったときの考え方は墓じまいの契約はクーリング・オフできますかで扱っています。

追加費用が起きやすい場面

墓じまいの作業は、掘ってみて分かることがあります。 追加費用そのものを避けるのは難しいので、発生したときの取り決めを先に決めておくほうが現実的です。

  • 納骨室を開けたら、想定より多くの遺骨が納められていた(遺骨が複数あるときの確認事項)
  • 骨壺が古く、移し替えや洗浄が必要になった(納め先に入りきらない場合は再火葬や粉骨を検討することがあります)
  • 外柵や納骨室の構造が図面と違い、解体の手間が増えた
  • 作業車が入らず、手作業での運び出しになった
  • 墓地の使用規則で求められる原状回復の範囲が、当初の想定より広かった

費用以外で差が出るところ

金額が同じでも、作業後の報告があるか、墓地の管理者との調整をしてくれるか、 供養先の手配まで含むかで、実際の手間はかなり変わります。 金額だけで決めず、比較の視点と合わせて判断してください。

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見積もりを取ってみる

上の確認項目を手元に置いたうえで、実際の金額は現地の条件を見てもらわないと出ません。資料請求や問い合わせに対応している事業者です。公式情報で確認できた範囲と、申し込む前に自分で確認すべき点を併記しています。

  • お墓のミキワ(墓じまい)

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    運営:株式会社サンテレーヴ

    墓石の解体・撤去から、改葬の行政手続き、供養先の手配までをまとめて扱う事業者です。どこから手をつけるか決まっていない段階でも、資料で全体の流れと費用の目安を確認できます。

    対応地域
    全国(北海道〜沖縄。事業者が「全国対応」と明示)
    対応内容
    墓石の解体・処分 / 遺骨の取り出し / 墓所跡の整地・廃材の処分 / 改葬の行政手続き代行 / 閉眼供養の僧侶手配 / 永代供養墓(合祀墓)の手配 / 海洋散骨の手配
    料金の表示
    1㎡あたり181,500円(税込)〜と公表。遺骨の取り出し、解体・処分、整地、行政手続きを含むと記載。面積・立地・作業条件で変動するため、金額は見積もりで確認が必要。
    追加費用の条件
    「ご契約後に追加で費用を請求することはございません。但し、墓石解体中に土葬遺体が出てきた等の例外は除きます」と公式ページに記載。ただし、遺骨の移転先(永代供養墓・海洋散骨など)の費用は別料金として表示されている。例外の範囲と移転先の費用は契約前に確認が必要。
    供養先の手配
    永代供養墓(合祀墓)と海洋散骨の手配に対応と記載。供養先そのものの条件は別途確認が必要。

    申し込む前に確認すること

    • ・見積もりが項目別に分かれているかを確認してください(本サイトでは公表情報から確認できませんでした)。
    • ・契約・キャンセルの条件は公式サイトで確認できませんでした。契約前に書面で確認してください。
    • ・遺骨の移転先(永代供養墓・散骨など)の費用は、墓じまいの工事費とは別に発生します。総額で比べてください。
    • ・いまの墓地に指定石材店の制度がある場合、依頼できる事業者が限られます。先に墓地の管理者に確認してください。
    お墓のミキワの公式サイトで資料請求する広告/墓じまいの資料請求ページ(外部サイト)

    事業者の公式情報(広告リンクではありません)

    掲載内容の確認日:2026年9月23日 / 情報源:orient-wave.com/lp/ohaka、orient-wave.com/lp2/ohaka、orient-wave.com/company

  • 墓石ナビ(墓石の一括見積もり)

    広告

    運営:株式会社サフタ

    複数の石材店へまとめて見積もりを依頼できるサイトです。新しい墓石を建てるためだけでなく、墓石の撤去やお墓の移転の見積もりにも対応しています。金額の根拠を1社だけで判断せずに比べたいときの選択肢になります。

    運営
    株式会社サフタ(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス32F、電話 03-6721-7397)。公式サイトのプライバシーポリシーに記載されています。
    できること
    希望する内容を入力すると、事務局が条件に合う石材店を選び、その石材店から見積もりが届く仕組みです。墓石の撤去、お墓の移転についてのページも用意されています。
    利用料金
    公式サイトに「当サイトはすべて無料でご利用いただけます。また契約の義務はございません」と明記されています。
    対応地域
    北海道から沖縄まで、全47都道府県に対応と記載されています。
    連絡のされ方
    「石材店からの希望連絡方法もお選びいただけるので、過度な営業はございません」と記載されています。

    申し込む前に確認すること

    • ・一括見積もりは、入力した内容が複数の石材店へ渡る仕組みです。どの石材店に渡るのか、何社から連絡が来るのかを申し込む前に確認してください(公式サイトのプライバシーポリシーには、石材店へ情報を提供する旨の明示的な記載を確認できませんでした)。
    • ・届く見積もりの範囲を確認してください。墓石の撤去だけか、遺骨の取り出しや整地、行政手続きまで含むかで総額が変わります。
    • ・墓地に指定石材店の制度がある場合、依頼できる石材店が限られます。先にいまの墓地の管理者へ確認してください。
    • ・見積もりの金額は石材店ごとに出るため、このサイト自体に料金表はありません。本サイトも金額を確認できていません。
    全国の優良石材店から一括見積りが無料で出来る【墓石ナビ】 広告/墓石の一括見積もり依頼ページ(外部サイト)。リンクの文言は広告主の広告素材のままです

    事業者の公式情報(広告リンクではありません)

    掲載内容の確認日:2026年9月24日 / 情報源:boseki-info.jp、boseki-info.jp/company/privacy.html

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