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墓じまいのしるべ

遺骨の再火葬とは|骨壺が納め先に入りきらないときの手続きと粉骨との違い

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古いお墓を開けたら骨壺が何個もあり、移転先に入りきらないというときに。量を減らす方法には、自治体の火葬場で行う再火葬と、民間の粉骨があります。再火葬は改葬許可を先に取る順番で、申請先も決まっています。萩市の案内で手順を確認しました。

供養先公開日:情報確認日:作成:編集部

この記事で分かること

  • 焼骨をもう一度火葬する「再火葬」という自治体の手続きがあることが分かる
  • 再火葬と粉骨の違い(公的な手続きか、民間のサービスか)が分かる
  • 墓地を移す場合に改葬許可を先に取る順番が分かる
  • 納め先に相談する順番が分かる

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白い花瓶に生けた紫の花

結論:量を減らす方法は2つ。順番を間違えると止まります

古いお墓を開けたら骨壺が5つも6つもあった。移転先は1〜2体分しか受け入れてくれない——墓じまいでよくある場面です。

量を減らす方法は2つあります。

  • 再火葬:すでに火葬された焼骨を、もう一度火葬して量を減らす。自治体への申請が要る公的な手続き
  • 粉骨:焼骨を細かくしてかさを減らす。民間のサービスで、要否は納め先の規定で決まる

このうち再火葬は、墓地を移す場合には改葬許可を先に取るという順番が決まっています。

再火葬は自治体の火葬場で行う公的手続き、粉骨は民間サービスという違いと、再火葬の順番(改葬許可を申請→許可証を受け取る→再火葬を予約)を示した図。

萩市「遺骨の再火葬」を2026年10月7日に確認しました。手続きは自治体ごとに違います。

再火葬とは(萩市の案内・2026-10-07確認)

萩市は「遺骨の再火葬」という案内を出しています。理由として挙げられているのは次のとおりです。

お墓や納骨堂のスペースが限られて、ご遺骨の量を減らしたい等の理由

すでに火葬した焼骨を、もう一度火葬する手続きです。墓じまいで複数の遺骨を1か所にまとめたいときに使えます。

順番が決まっています

萩市の案内では、墓地の移動を伴うかどうかで分かれます。

墓地を移す場合

  1. 市へ改葬許可申請をして、改葬許可証の交付を受ける
  2. そのうえで再火葬を予約する

改葬許可が先です。火葬場の予約から取ろうとすると進みません。

墓地を移さない場合(同じ墓地の中でまとめるなど)

「焼骨埋蔵証明書」を用いる案内になっています。改葬にあたらないためです。

申請先は萩市では環境政策課です。市民課ではありません。自治体によって所管が違うので、電話で「遺骨の再火葬をしたい」と伝えて担当部署を確認してください。

粉骨との違い

再火葬粉骨
行う場所自治体の火葬場民間の事業者
手続き市区町村への申請が要る法令上の手続きはない
根拠自治体の案内・要綱墓埋法に定めた条文なし
要否を決めるのは自分(量を減らしたい場合)納め先の規定

粉骨は、納め先が骨壺のまま受け入れるかどうかで要否が決まります。たとえば新座市の合葬式墓所は改葬の流れに「骨壺から納骨袋への移し替え」が入っており、容器を替える前提です。詳しくは墓じまいで粉骨は必要ですかにまとめています。

量が多すぎて納骨袋にも入らない、という場合に再火葬が選択肢になります。

進める順番

  1. 遺骨が何体あるかを確定させる。 申請書は遺骨1体につき1枚が原則なので、ここが決まらないと書類が作れません(墓じまいで遺骨が複数あるときは?)
  2. 納め先に、受け入れられる体数と容器の形を聞く。 骨壺のままか、袋か、何体までか
  3. 入りきらない場合、納め先に「再火葬と粉骨のどちらを想定しているか」を聞く
  4. 再火葬なら、遺骨がある場所の市区町村に手続きと費用を確認する
  5. 改葬許可を申請し、許可証を受け取ってから火葬場を予約する

2を飛ばさないでください。 納め先が骨壺のまま受け入れるなら、量を減らす必要はありません。郡山市の合葬墓のように「骨壺のまま20年間個別に埋蔵」と案内している納め先もあります(墓じまい後に公営の合葬墓へ移せますか)。

家族で先に決めること

再火葬も粉骨も、元に戻せません。

  • 誰の遺骨をまとめるのか
  • まとめたあと、個別に分けられなくなることを共有できているか
  • 一部を手元に残す人がいるか(残すなら分骨の手続きが別に必要です)

工事や火葬場の予約を取る前に、ここを決めてください。

本サイトで確認できていないこと

  • 再火葬の手数料。萩市のページには記載がありませんでした。
  • 全国の自治体で再火葬を受け付けているか。本サイトが確認したのは1市です。受け付けていない自治体もあり得ます。
  • 土葬された遺体の扱い。萩市のページは焼骨の再火葬についての案内で、土葬からの改葬には触れていません。古いお墓で土葬の可能性がある場合は、墓地の管理者と市区町村の双方に確認してください。
  • 再火葬でどの程度量が減るか。公表された数値を確認していません。

次に確認すること

まず体数を確定させ、納め先の受け入れ条件を聞くところからです。

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