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墓じまいのしるべ

墓じまいにかかる期間は?日程の決め方と長引きやすいところ

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墓じまいにどれくらいかかるか迷ったときに。改葬許可証の交付にかかる期間は自治体で差があり、全体の長さは書類を集める段取りで決まります。先に決めないと進めない順番と、記入式の進行管理表を用意しました。

手続き公開日:情報確認日:作成:編集部

この記事で分かること

  • 先に済ませる手続きと並行して進められる準備を区別する
  • 書類・家族の相談・依頼先の日程を確認する
  • 予定が延びやすい工程を先に把握する
  • 進行管理表で確認先と期限を記録する

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花と書類を並べ、墓じまいの準備を整理する机

結論:全体の長さは「書類を集める段取り」で決まります

「墓じまいは何か月かかりますか」という問いに、本サイトでは全国共通の日数をお答えできません。 独自調査をしていないため、確認できていない平均値を書かないという方針です。

そのかわり、何で決まるかははっきりしています。全体の期間を決めているのは、 役所の処理速度ではなく、自分では書けない書類をそろえる段取りです。

実際、改葬許可証の交付そのものは短い自治体もあります。確認できた例を挙げます。

自治体改葬許可証の交付までの記載確認したページの状況
大津市窓口申請は受付後10〜30分、郵送は受付後1〜2日同市の墓じまい・改葬許可申請の案内
洲本市申請受付後、概ね1週間から10日間程度同市の改葬許可申請の案内(2025-12-01更新)

同じ手続きでも自治体によってこれだけ差があります。 ご自身の申請先がどちらに近いかは、その市区町村の案内で確認してください。 この日数はあくまで「許可証が出るまで」であり、墓じまい全体の期間ではありません。

順番が決まっている部分があります

墓じまいには、先に終わらないと次に進めない箇所があります。ここが全体の長さを決めます。

  1. 家族で希望を整理し、供養先の条件を確認する
  2. 申請先の市区町村で必要書類を確認し、墓地や供養先に証明を依頼する
  3. 改葬許可を申請し、許可証を受け取る
  4. 遺骨の取り出し・撤去工事を、管理者と依頼先が確認した日程で行う
  5. 区画の返還と、移転先への納骨を進める

改葬許可申請書には「改葬の場所」を記載することが省令で定められています。 つまり移転先が決まっていないと申請書が埋まりません。 「先に役所の手続きを済ませてから供養先を探す」という順番は取れない、ということです。

並行して進められること

一方で、次は早い段階から同時に動かせます。ここを先に済ませておくと後半が詰まりません。

  • 墓地使用許可証・契約書を探す
  • 墓地の使用規則を取り寄せる(返還条件・指定石材店の有無)
  • 納められている遺骨の数を墓地の管理者に確認する
  • 申請先の市区町村に必要書類を問い合わせる
  • 戸籍・除籍謄本など、自治体から求められる書類を取り寄せる
  • 複数の事業者から見積もりを取る

このうち遺骨の数の確認は、早いほど得です。 申請書は遺骨1体につき1枚必要とされるのが一般的で、数が変わると書類も費用も変わります。

長引きやすい4か所

1|家族の合意 いちばん読めない部分です。合祀や散骨のように後から戻せない選択を含むため、 急かすと後で覆ります。ここに期限を切ると、たいてい破綻します。

2|供養先を決めること 見学、条件の確認、契約。複数施設を比べるなら、その分の時間がかかります。 供養先の選び方で 先に判断の軸を決めておくと、見学の回数を減らせます。

3|第三者が書く書類 埋蔵証明と受入証明は、相手の都合で日数が変わります。 寺院墓地の場合、法要が多い時期は特に時間がかかることがあります。 依頼してから受け取るまでの日数を、最初に相手に聞いておくと計画が立ちます。

4|工事の日程 事業者の空き状況、天候、墓地の行事に左右されます。 お盆や彼岸の時期は墓地側が工事を受け付けないことがあります。

編集部作成:墓じまい進行管理表

日数は自分で記入してください。空欄にした日数は、そのまま相手への質問になります。 編集部が作成した記入式の資料で、標準的な期間を示すものではありません。

#段階依頼先・確認先依頼日完了予定日実際の完了日かかった日数
1墓地の書類を探す自分
2使用規則を取り寄せる墓地の管理者
3遺骨の数を確認する墓地の管理者
4必要書類を確認する申請先の市区町村
5家族の合意をつくる自分・家族
6供養先を見学・契約する供養先
7受入証明をもらう供養先の管理者
8埋蔵証明をもらう今の墓地の管理者
9戸籍等を取り寄せる本籍地の市区町村
10改葬許可を申請する申請先の市区町村
11改葬許可証を受け取る同上
12工事の見積もり・契約工事業者
13閉眼供養の日程調整寺院・墓地の管理者
14遺骨の取り出し・撤去工事工事業者
15区画の返還を完了する墓地の管理者
16移転先へ納骨する供養先の管理者

先に聞いておく日数

質問相手回答
埋蔵証明は依頼から何日で出ますか今の墓地の管理者
受入証明は契約から何日で出ますか供養先
改葬許可証は受付から何日で出ますか申請先の市区町村
工事はいつから着手できますか工事業者
工事を受け付けない時期はありますか墓地の管理者

希望日から逆算するときの考え方

「一周忌に合わせたい」「帰省できる◯月に済ませたい」という希望がある場合、 逆算するのは工事日ではなく、供養先を決める日です。

供養先 → 受入証明 → 申請 → 許可証 → 工事、という順番が固定されているためです。 工事日だけを先に押さえても、許可証が間に合わなければ遺骨を移せません。

逆算するときは、上の「先に聞いておく日数」を埋めてから足し算してください。 実際の日数が分からないまま、一般的な目安で逆算すると外れます。

次に確認すること

  1. 墓地の管理者に、遺骨の数と使用規則を確認する
  2. 申請先の市区町村に、必要書類と交付までの日数を確認する
  3. 供養先の候補に、受入証明が出るまでの日数を確認する
  4. 上の進行管理表の「先に聞いておく日数」を埋める
  5. 埋めた日数を足して、現実的な完了時期を出す

手続きの中身は手続きと進め方、 申請書類の詳細は改葬許可申請の流れと必要書類をご覧ください。

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よくある質問

Q. 平均するとどのくらいかかりますか。 A. 本サイトでは確認できていない平均値を掲載していません。 確認できたのは、改葬許可証の交付にかかる期間が自治体で差があること(大津市は窓口10〜30分、 洲本市は概ね1週間から10日間程度)です。全体の期間は書類を集める段取りで決まります。

Q. 急いでいます。最短で進めるには。 A. 供養先を早く決めることが最も効きます。供養先が決まらないと受入証明が出ず、 申請書の「改葬の場所」も埋まりません。ただし、後から戻せない選択を急ぐのは避けてください。

Q. 役所の手続きを先に済ませられませんか。 A. できません。改葬許可申請書には改葬の場所を記載することが省令で定められています。

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